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年々増えている「40代の妊娠」。
喜ばしいことですが、同時にリスクも上がります。
・ダウン症の赤ちゃんが生まれる
・分娩異常が起きる
・不妊治療で多胎になってしまう
・流産
さて、ここでは高齢出産に伴うリスクの中で
「流産」にスポットを当てていきましょう。 |
流産は年齢関係なく起こることですが、その回数にはやはり差があります。
20代の方だと10人に1人、40代になると2.5割、45歳では3割に達します。
「安静にしていなかったから流産した」
こういったケースはほとんど無く、赤ちゃんが持つ染色体異常が原因です。
染色体の異常は、赤ちゃんが生まれ持ってくるものですから
お母さんが防げることではないのです。
染色体異常の種類によっては、
流産ではなくダウン症の赤ちゃんが生まれてくることもあります。
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高齢出産の場合、染色体に異常がないかどうか確認する為に
「羊水検査」を医師にすすめられることがあります。
もちろん受けるかどうかはパートナーと相談して決めることであり、
医師が決定するものではありません。
羊水検査においては、染色体異常などほぼ分かり
今後の方向性を決めることができるので良い検査ではあるのですが、
検査をすることによってある悲劇を生むことがあるのです。
それは「羊水検査をすることでの流産」です。
羊水検査の際に子宮に穴を開けるので、
このことによる刺激もしくは破水を引き起こしてしまうことが原因だと言われています。
ただし頻発するものではありません。
高齢出産において最も大切なのは
「妊娠すること」と「流産しないこと」だと言われています。 |
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