高齢出産のリスク〜ダウン症・中毒症〜<妊娠中毒症

妊娠中毒症

はるか古代ローマの時代から
記録が残る「妊娠中毒症」。

あのヒポクラテスが
妊婦が死亡してしまう病気があると書き残しています。

世界中の女性を何世紀にも渡って
苦しめ続けている妊娠中毒症は、
高齢出産に多い病気だと言われています。
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40歳以上でおよそ30%が発症

重症化して初めて症状が出る妊娠中毒症は、要注意の病気です。
2005年から定義が変わり、高血圧で蛋白尿が伴う症状を妊娠中毒症としています。

妊婦であれば誰でも妊娠中毒症を発症する可能性がありますが、
特に高齢出産の方に多いのは
「加齢に伴う血管の老化で血圧が高くなりやすい」ということが理由に挙げられます。

高齢出産の方の中でも特に注意しなくてはいけないのは
・高齢出産で初産である
・高血圧の家系である
・肥満である


これらに該当する方です。

40歳以上の妊婦であれば、30%以上もの方が、
妊娠中毒症を発症してしまうと言われています。

妊娠中毒症になると?

血圧が最高140mmHg以上、最低90mmHg以上になると
高血圧と判断されるのですが、特に最初の段階では症状を自覚することがありません。

・めまい
・耳鳴り
・頭痛


これらの症状が出て、検査で蛋白尿で引っかかるようになります。

◆症状が悪化すると
全身性の痙攣が起きたり、
心臓が衰弱して胎児に血液を遅れなくなることがあります。

中には母子共に危険な状態に陥るケースもあります。

◆気をつけること
・甘いものを食べすぎない
・低カロリーの食事
・減塩
・安静

これらを守って出産に臨みましょう。
もし何らかの症状が出たら、すぐに病院を受診してください。
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